令和２年 10月 伊豆下田 玉泉寺 山門掲示
【樹甘露法雨 滅除煩悩焔】
【じゅかんろほうう めつじょぼんのうえん】と読みます。
観音経と呼ばれる経典の一節です。
観音様が雨をもたらす大きな雲に例えられており、仏の教えという甘露の雨を降らせて、
生命あるものの煩悩の炎を鎮めて下さるという一文になります。
観音様は、昔から多くの人々から頼られ、拝まれている佛様であり、仏の智慧の象徴にもなっています。
この一節は、仏の教えの根本を表します。紀元前5世紀に成立した仏教・仏の教えは、今を生きる私たちにも、今をより豊かに生きるヒントを教えてくれます。
心の炎(煩悩)を鎮め、より豊かに今を生きてみませんか？